【畠山俊樹選手#4】「まずはバスケットボールを楽しんでほしい」

大阪エヴェッサ #32 畠山 俊樹選手

 

--今Bリーガーを目指して、プレーしている子どもたちにアドバイスをお願いします。

畠山 まずはバスケットボールを楽しんでほしいです。楽しくなければ、練習にも身が入りませんし、努力することも辛くなってしまいます。向上心も生まれません。だから「楽しくバスケットボールをプレーするために」何をするかと考えてほしいです。バスケットボールを楽しむために、今は息抜きとしてテレビゲームをやるというのであれば、それも構わないと思います。24時間、365日バスケットボールをプレーする訳ではないのだから、バスケットボール以外の時間を、どれだけ楽しめるかということを考えてほしいですね。

 

--畠山選手がバスケットボールを続けていく上で、身体作りの面で意識したことはありますか?

畠山 食事とかについてはあまり考えませんでしたね。家にバスケットゴールが設置されていたので、空いた時間は練習することしか考えていませんでした。ご飯も早く食べて、少しでも長い時間練習しようということばかり考えていました。

 

--好き嫌いはなかったのですか?

畠山 好き嫌いはないですが、苦手なものはあります。牡蠣です。子どもの頃、親に無理やり食べさせられて、結局吐いてしまったことがありました。今は食べられると思いますが、そこに至る過程が無理ですね。これは親のせいだと思っています(笑)。

 

--これまでバスケットボールを続けてきた中で、印象に残っている指導者の言葉はありますか?

畠山 僕はいつの時代も指導者に恵まれていたと思っていますが、中でも印象深いのは、高校時代に佐藤久夫先生から言われた「人間性を高めなければ、バスケットボール選手としての価値は上がらない」という言葉です。

 

--その言葉の意味を、今の畠山選手はどう解釈していますか?

畠山 バスケットボールをできる環境への感謝など、人として当たり前のことを当たり前にできるようにならなければ、技術を含めて成長できないということだと思っています。正直、高校時代は「当たり前のこと」という言葉に実感がなく、意味を理解できていなかったと思いますが、大人になった今になると、その意味が解る気がします。プロとしてプレーしていく中で、声援を送ってくれるブースターの方、プレーできる環境を整えてくれるスタッフ、チームを運営してくれるフロントスタッフなど全ての方に支えられている実感が今はあるため、佐藤先生の言葉が理解できるような気がしています。

 

 

--うまくいかない時期は、どうしたらいいでしょうか?

畠山 うまくいかないから諦めるというのではなく、うまくいかないことも含めて楽しめばいいのではないでしょうか。誰にでも挫折はありますし、壁に当たる時期は訪れます。でもそれを乗り越えるためには、楽しくなければ乗り越えられないと思いますし、そこで諦めることにつながってしまうと思います。だからうまくいかない時期は、「楽しくもがいて」ほしいですね。もがくことを楽しめれば、絶対にいい方向に向かうと思います。

 

--練習が辛い時期は、無理に練習するのではなく、楽しむことを考えた方がいいですか?

畠山 練習が辛いとか厳しいと感じるのは、誰もが通る道だと思います。辛い時期に楽しいことを考えるというのは、難しいですよね。だから辛い時期は、素直に「辛い」と思えばいいと思います。でもそこを乗り越えた先には、楽しいことがたくさん待っているということを信じてプレーを続けてほしいと思います。

 

(了)

畠山 俊樹(はたけやま・しゅんき)

出身地: 宮城県
生年月日 :1991年06月18日
身長: 170cm
体重: 73kg
血液型: A型
出身校 :明成高等学校→青山学院大学

※2009 ウインターカップ優勝 ベスト5受賞
※2010 全日本大学バスケットボール選手権大会優勝
※2011 全日本大学バスケットボール選手権大会優勝
経歴 2013-15 大阪エヴェッサ(bjリーグ)
※2013-14シーズンは2014年1月より、アーリーエントリーで加入
2015-16 西宮ストークス(NBL)
2016-18 新潟アルビレックスBB(B1)
2018- 大阪エヴェッサ(B1)

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